下顎の前歯が1本欠如している。右上の2番が埋伏している。11歳の娘の歯のことでご相談したくご連絡いたしました。



はじめまして。お友達からご紹介を受けました。説明するのが非常に難しいのですが11歳の娘の歯のことで至急ご相談したくご連絡いたしました。

現在阿倍野区の矯正歯科にかかっており、歯の生え替わりが終わり、一期が終わりました。ここまでにも色々あり上顎右側の2番の歯が縦に埋没しており、今少し歯茎から出ようとしている状態です。が、右1番と3番の間は1〜2ミリほどしかなく、現在2番が入る状態ではありません。下顎は元々一本少なく、前歯が真ん中に3本並んでいる状態です。下顎の真ん中のラインは3本の真ん中の歯のど真ん中です。今の先生は、右2番埋没歯を引っ張ってきて並べ直して入らなければ前歯を0.5mmずつ削るか、場合によっては4番を抜くということを視野に入れているそうです。

違う矯正歯科に行ったところ、後ろの方のかみ合わせは12歳児臼歯(一番奥の歯)以外合っているので埋没している2番の歯を抜いてしまって並べ直した方が本人の負担も少ないのでは、という見解です。その他細かい治療に関しても方針や考え方が違うのですが、大きな問題はそこで、どちらが正しいのか分かりません。

どちらもメリットデメリットがあると思うのですが、治療方針が大きく違うので先生のご意見お伺いしたく、ご連絡させていただきました。

大変失礼なメール、申し訳ありません。ご返信お待ちしております。成長期なのであまり長くは放置できず困っている次第です。お忙しい中恐縮ですがどうぞよろしくお願いいたします。

こんにちはタニ矯正歯科クリニックの谷です。

御相談の文章から

1,下顎の前歯が1本欠如している。

2,右上の2番が埋伏している。

とのことですね。

これらの事から

1,上下の歯数のバランスが崩れている。

2,上顎において歯の大きさと顎の大きさのバランスが悪い。その他に埋伏する原因があるかもしれません。

それと送られてきた写真を見ると上下共に歯を並べている顎の幅が狭い様に感じます。

治療に当たっては先ず埋伏の原因を考え、可能であれば右上の2番のスペースを確保してそこに歯を出してくる事になると思います。上顎の2番目の歯は口元で目立つ位置にあるため抜いてしまうと1,3と言う並びになり審美的にあまり良くありません。その様なことから歯を並べてから3番を形態修正をする事もあります。

また下顎の前歯が1本少ないために上下の歯のアンバランスが起こっているため右上の4番を抜いてスペースを作りそれを利用して埋伏歯を出す方法も考えられるかもしれません。

ただいずれにしても下顎の前歯が1本欠如しているわけですからある程度は合格点を下げた治療になるかと思われます。

いずれにしても今回頂いた情報からではこれ以上の事は何とも言えません。

どちらの先生の言われる方法もあると思いますがそれはその先生の判断やお考え、それと患者さんサイドのご希望により決定されるべきと思います。

先生が患者さんの口元、歯の並びなどを総合的に判断して患者さんに説明し、納得された上で治療に入るべきだと思います。

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